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出雲だより
Column
神社コラム・040◆神社の顔・巫女さんのおはなし
5.14.2016

神社にまつわるイメージとして、「巫女(みこ)さん」を挙げる方も
おられるのでないでしょうか。
お参りに来られた方を優しい笑顔で迎える巫女は、
まさに神社の顔と言えるでしょう。

最近ではコミックやアニメに取り上げられることもあり、
国内外の幅広い層から注目を集めるようになってきました。
今月はそんな巫女についてご紹介します。



巫女は神職(神主)とともに、神社で神様に奉仕をする人間です。
ですが、男性=神職で女性=巫女というわけではありません。

神職は神職資格を持ち、お祭りなどの神事をおこなう人です。
(少人数ながら女性の神職もおられます)

対して、巫女になるのに特に資格はありません。
基本的には未婚の女性とされ、
神事のなかで神楽(かぐら)舞いや補助をしたり、
お守りの授与やご祈祷の受付といった、
社務所の仕事をするのが主な役割です。



古代においては「みこ」という言葉を「神子」とも表しました。
神さまの声を聞き、その言葉を人々に伝えるという、
神秘的なちからをもった女性のことです。
昔の人々は、農業や政治など
日々の暮らしの中で決めなくてはならないことを、
「みこ」の声を聞いて決定していたのです。

また、日本中の神様達の最も上位にあるのが、
三重県の伊勢神宮におまつりされている
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」という神様で、
女性の神様であると伝えられます。


(写真は伊勢神宮)

このように神社では、昔から女性が重要な役割を果たしてきました。
現代の巫女は、神様にお仕えする女性であるとともに、
日本の昔からの伝統を受け継いでいく女性であると言えるのかもしれません。

●ただいま出雲大社では巫女のアルバイトを募集しています。
興味のある方は、出雲大社福井分院へお問い合わせください。
℡.0776-35-1187 (担当者・伊藤)

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