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出雲だより
Column
神社コラム・064◆年の始めのためしとて
12.22.2016

年の瀬も迫って、皆さん忙しい毎日を送っておられることと思います。
正月ももうすぐですね。

正月でイメージされるものは色々ありますが、
「年の始めのためしとて~」
このフレーズにおぼえはありませんか?

某新春恒例番組のテーマ曲として長年使われてきたこともあり、
多くの人が一度は耳にしたことがあるかと思います。



曲のタイトルは「一月一日」。
「いちがつ ついたち」ではなく、「いちげつ いちじつ」が正しい読み方です。

実はこの曲の作詞は、
出雲大社第80代出雲国造(いずもこくそう・出雲大社のトップ)であった
千家尊福(せんげたかとみ)公によるものです。

島根の出雲大社の神楽殿横にはこの一月一日を刻んだ歌碑が設けられています。



小学唱歌として明治から戦前にかけて親しまれてきた曲で、
戦前の小学生は「君が代」などと共に、
新年の式典の際にこの「一月一日」を唄ってきました。



参考までに歌詞を掲載します。

一月一日

作詞:千家尊福 作曲:上眞行

【一番】
年の始めの ためしとて
終りなき世の めでたさを
松竹(まつたけ)立てて 門(かど)ごとに
祝ふ今日こそ たのしけれ

【二番】
初日の光 さし出でて
四方(よも)に輝く 今朝の空
君がみかげに たぐへつつ
仰ぎ見るこそ 尊(と)ふとけれ

◆神社コラム◆
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